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車を国内で売る気無いってのがなぁ

朝刊
12 /09 2011
<政府税調>「車体課税」結論持ち越し
 円高で自動車生産工場が海外に出て行くなんていってるけど、確かに円高は一因ではあるものの、本質的な原因でも無いだろう。そもそも円高でも日本国内で車がバカ売れしていればわざわざ工場を海外に出して逆輸入するばかはいないわけだ。生産が海外に移転していく本当の理由は円高が原因ではなくて、日本で需要が無いことであり、円高だろうが円安だろうが需要のあるところで現地生産した方が利に適ってるし、企業も現地の国との摩擦も少ない。要するに日本企業が円高を理由に海外に出て行ってるのは原因を円高と言えば分かり易いが、本当のところは日本で作っても日本では売れないことが原因なわけだ。わざわざ売れない国で作って海外に輸出している方が非効率的であり、さらに追い打ちで円高なわけだ。企業が日本を出て行く理由は日本で車が売れなくなってから、いつでも存在していたわけだ。
 そんな状況であるにも関わらず、日本の財務省はいつまでも車にバカみたいな税金を乗せ続けている。二重課税になってるとか言われてたりするし。そんな税金の塊で買う時にも税金、持ってるだけでも税金がかかる車だが、はっきりいって所有といっても税金を取られ続けている以上、所有と言うよりも国から借りてるような感じだ。常にレンタル料が発生してる。さらにその燃料にも税金が思いっきりかかっていて、車に触れたら最後税金地獄に引き込まれるわけだ。
 そんな税金の塊で車を買おうとするとチラシの車両価格からかなり値段が膨れ上がるという税込み価格表示が基本となった今では異常な値段表示になっている。誰もが車の価格が199万円と書かれていてもまさかその通り200万円でおつりが来るとは思わないだろう。そんな状況で地方のように車がなければ生活が出来ないなら有無を言わさずに買うしかないが、電車が発達した東京では車なんか買うメリットが無いだろう。駐車場でもお金がかかり、維持するだけでもお金がかかり、電車使えば行きたいところは大抵のところへは行ける。さらに車を買うであろう若い子はみんな大学トラップによって東京に集まるようになってる。受験勉強すればするほど選択肢が東京しかない日本で、東京に集められた若者がこんな税金の高い車を買うわけがない。若い子が買わないのであれば、日本では車が売れず、日本で車を作る意味がなくなっていく。本来なら、車とバイクで成り上がった国なんだから、むしろ車とバイクは税金などかけずにどんどん売れるようにするべきだ。大量生産は作れば作るほど安くなるわけで、車などは特にそうなわけだ。だったら、まず自国内で日本車の生産台数を多くすることによって、輸出車も安くする事が出来る。そもそもまだ新興国の超低価格車が輸入されて日本市場を席巻もしてないどころか日本車がシェアを占めてるのに日本企業が日本から出ていくと言うのは政策に問題があるわけだ。円高はそれを後押ししてるだけで、円高でも車が売れる国だったら海外に生産を移しても日本の生産数が落ちることはないわけだ。
 はっきりいって財務省の税金の取り方はちょっと経済成長をまるで無視してるのが気になる。それでも日本の財務省は東大文一に行ってそこの優等生が入ってるわけで、文科省的な評価では超エリートなわけだ。そんなエリートが財務省に行ったら、自分よりもバカがいる経産省の成長戦略など信用できずに成長無くても借金を減らす策を考えた結果、とれるところからとる税制になってるのか。なんというか車を税金の塊にしたり、アルコールも低いし安酒の代表だったビールに税金を思いっきりかけて高級酒にしてしまって、第三のビールとか発泡酒とか輸出することの出来ない変なビールをメーカーに作らせたりとか。どうなのよ。

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黒崎銀二

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