映画「ツレがうつになりまして。」を観てきた。いやぁ、やはり宮崎あおいさんの演技は本当に素晴らしいな。映画だとセットでディティールをこだわったりするけど、宮崎あおい演技はその一つ一つの挙動がディティールになってる。自然と出る仕草が絶妙なんだよなぁ。それに相手役は個人的にものすごく好きな俳優の堺雅人さん。しかもこの二人の夫婦役は篤姫でかなり好印象で確か篤姫であの二人の共演を熱望されてたんじゃなかったっけ。そんな夫婦役ではまり役だった二人をこの夫婦がテーマの話で共演。もう内容関係無くこの二人が夫婦って言うだけで充分面白い事がわかる。
　実際に映画を観てみると、本当にこの二人の生活だけがずっと描かれてるのだが、二人の演技力と夫婦としての相性の良さがまるで飽きを感じさせない。というかこの映画他の俳優がやって失敗してたら本当に退屈な作品になりかねなかったが、そこは挙動一つ一つに見せ場を作る宮崎あおいと優しいけど生真面目男をやらせたら天下一品の堺雅人の二人が演じてるのだから、何か大きな出来事が起きるわけでもない普通の生活がとてもドラマチックなわけだ。とは言っても夫のツレはうつを患ってその闘病の話ではあるけど、どこかのんびりとどこか優しく、どこか重い話を嫌みな感じや退屈を感じさせずにむしろもっとこの二人の生活をずっと見ていたいと思わせてくれる映画だった。他の脇を固める俳優達もはまり役だったし、本当に見て良かった作品だった。特に篤姫で二人の共演を好きだった人にお勧め。
　そんなわけで個人的に見た宮崎あおい作品はNANAと少年メリケンサックとこのツレがうつになりまして。になるんだけど、この三作って続けて観たら繋がりそうな気がする。NANAでは上京してきた宮崎あおいが少年メリケンサックでバンド発掘をして、その後にツレと結婚してうつと闘う。そしてこの二人の前世が篤姫という感じ感じの人生。改めて宮崎あおいと堺雅人の演技は好きだなぁと感じた。というかこんなに夫婦演技を見てるだけでも楽しい映画って作れるんだなぁと実感した。あと真面目にしか生きられない人はこの映画を観てツレを見習ったらいいんじゃないかと思う。満員電車とか僕には無理だし、あれに乗るだけで僕もうつになりそうだし。

＜世田谷の高線量＞原発事故と無関係　住宅床下の瓶が発生源
　ぶっちゃけ原発と関係無くてこれだけ強い放射線が出てる方が怖いんだけど。今まで気付かずにどれだけ放射性物質の近くを歩いてたのか気になるよ。それから、日本は原発事故以降個人でもガイガーカウンターを持つようになったり低価格化が加速したりと、いつの間にか世界的に高価格だったガイガーカウンターを一気に低価格化してしまった。一つの産業革命が起きてるんじゃないかと思う。個人がガイガーカウンターを持ち歩く世界は変わっていく。まず隠された放射性物質が発見されやすくなるわけだし、核爆弾テロをガイガーカウンターのソーシャルネットワークが発見することが出来る。そもそもテロに警戒してるアメリカが必要としてる物なわけで、案外低価格ガイガーカウンターは輸出の武器になるような気がする。何よりもガイガーカウンターなんて日本以外の国が本気で作るには自分の国での需要がなさ過ぎるわけだ。他国である日本の為だけに低価格ガイガーカウンターの工場を作るのはリスクが高いだろうし。ガイガーカウンターに関しては日本企業が席巻出来るんじゃないかと思う。その輸出したガイガーカウンターが他国での放射能検出に使われたりし始めると、近所から放射線が出てることがわかり始めたら、住民は追求を始めるだろう。隠した放射性物質を探す事が世界的に流行り始めたら、反原発運動も強くなるような気がする。さらにアメリカは原爆の隠し場所もガイガーカウンターでわかってしまいかねないし、その原爆の近所の住民は批判するだろう。放射線という見えないから気にする必要が無かった物が見えるようになった時に世界の人々の行動は今までとは違うものになるんじゃないだろうか。
　日本は低価格ガイガーカウンターをどんどん輸出すべきだ。

気になる株価材料
［新製品］イー・アクセス、親指一本で操作できる約99gのスマートフォン「Sony Ericsson mini」
＜コンビ二決算＞８月中間、大手５社が増収増益
ビックカメラ、税引き後利益９０億円…最高更新
ＧＭ、２０１３年に米国で新型電気自動車発売へ
＜マンション発売＞首都圏、前年同月比で７カ月ぶり２ケタ増