まあ仮面ライダーエターナルDVDと出会って、どこか心の埋まらなかったワンピースが埋まったかのように充実感が妙にある。五人の並び絵がいいとか、須藤元気さんのアドリブが神がかってるとか、準主役のNEVER紅一点のレイカが足がキレイに上がってアクション映えがするし、体型や顔や性格が好みとか、克己の決め台詞がカッコいいとか、主題歌がいいとか、エターナルのデザインやマントやダガーがいいとか、ヒロインが特撮ヒロインの中で一番好きなシンケンピンクで嬉しいとか、恋愛的な展開がないのが好みだとか、傭兵部隊っていうのが好みだとか、まあ数え上げたらキリが無い。この仮面ライダーエターナルDVDとの出会いは大道克己とエターナルコアの出会いの衝撃に近い物がある。
　家中をアニメビデオやDVDの山にしても満たされずに次のDVDを買い漁ってたり、過去にはCDをいくら買っても満たされずに自分を満たしてくれる曲を作ってくれるだろうアーティストの新譜を買い漁ったり、一生付き合っていける異性を求めて複数の数え切れない程異性と付き合ったり、一生遊べるゲームを求めてゲームを積みゲーしたり、と自分に一番会ったソレが見つからない人が多いなか、僕は見つける事が出来たことはとても嬉しいことだ。そもそも人はこの満たされない心を埋める物を求める性は金持ちも貧乏人も変わらないだろう。生活に困らないだけのお金を手に入れた人は皆自分の飢えた心を満たしてくれるものを探すために金を使う。湯水のごとく使ってるのはどこかに自分を楽しませてくれる遊びがあると信じてそれを探してるからだろう。ヘリに乗ったりカジノで大きく張ったりと豪快に遊んでるようでも心を観させずにあがいてるだけなんだろうと思う。つーかそれが何かわかってれば時間とお金を持て余してる人はソレだけしかしてないだろう。結局、金のある人は遊びの中で心を満たしてくれる何かを探すか、仕事で心を満たすかのどちらかだ。
　この相場が弱い中、映画を観まくってどこかそんな作品が無いだろうかと探していたわけだが、それが見つかった事は相場が暴落していても心に充実があり、満足した日々を送れる。こんなに精神的に余裕が生まれるものかと感じる。しかし、まさかそれが仮面ライダーのVシネだとは思いもしなかった。劇場版仮面ライダーWが良かったと言っても、スピンオフ作品で満足したことなど無かったから、初のスピンオフ作品の当たりが僕にとっての究極の作品になるとは思いもしなかった。
　贅沢を言わせて貰えば、この作品の続編をNEVERのあの五人で作って欲しいと思う。

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