人生において観てないといけない映画と言えばロッキーですが、そのロッキーで有名なシルベスター・スタローンのもう一つの有名作であるランボーを観ずにここまで来てしまっていた。あの頃の映画というのは僕らの世代だと子供の頃に観てたり、テレビでパロディやってたりとなんとなく知ってるような気がしていて、案外しっかりと観てないと言うことが多い。
映画の有名作が多い80年代を子供で過ごしていた僕らはもしかすると「映画知ったかぶり世代」なのかもしれない。タイトルの知ってる内容も何となく知ってる。だからもう一度見直すにはちょっと抵抗もあるので新作を観てしまう。これで全く知らないのであれば観ることに抵抗はないのだろうが、なまじ中途半端に知ってるわけで有名タイトルでもきっと「名前は知ってるけど…。どんな内容だっけ?」なんて人が多いに違いない。僕らより下の世代ではもしかすると80年代映画のタイトルすら知らないかもしれない。ただ未だにナンバリングで続く映画が公開するので名前は知ってるけど、完全に一作目は知らないけど興味がない世代とでもいうのだろうか。きっとそういう若い子が多いのではないかと思う。何かと作品の続編が乱発が多いし、漫画も長期連載の為に過去から続いてるようだけど、過去に興味を持とうにも結構過去が長いのでめんどくさい感覚とかあるんじゃないだろうか。
まあ、そんなのはどうでもいいとして、要するに僕はランボーシリーズを改めて一作目から最新作の4まで観たわけだ。何となくランボーはテレビ映画観てたような気がしたが、改めて観て思ったのが僕の記憶のランボーとまるで違っていたことだ。
まずランボー1は戦争帰りの兵士が地方の警官に舐められて、警察を山のゲリラ戦でやっつけてしまうと言う物語だった。これは当時の帰還兵バッシングへの反発を映画にしたような内容だった。帰還兵バッシングという感覚がなければちょっとランボーの怒りが伝わってこないかも知れないが、この映画のゲリラ戦がものすごい。ベトナム仕込みのトラップやら身の隠し方やら見事だった。しかし、ちょっと映画としては物足りなさを感じる。
しかし、ランボー2はまるで違った。ランボー1で逮捕されたランボーが強制労働させられていたが、ベトナムへ捕虜の存在を確認する任務を受けてベトナムへ行く内容だ。この作品で部隊が本当に戦場になり、過酷な任務やヒロインも出てきて、物語としての厚みがかなり増す。作戦も過酷だが、この作戦の裏の意味にランボーは翻弄されて捕虜になったり、脱出をしたりとハラハラドキドキ感もかなり完成されている。というか現代の戦争潜入物の映画のフォーマットになっていると言っても過言ではないだろう。ゲームのメタルギアソリッドもこのフォーマットだ。
ランボーというとどこか派手に銃をぶっ放してるようなイメージがつきまとうが、実際のランボーはまるで逆でドロの中に隠れていて通り過ぎる兵士を殺したり、草の中に隠れて殺したりと発見されるまではまるで必殺仕事人のような展開だ。映画でも観てる人が驚くところにランボーが隠れてたりとか、あれは本当に驚く。さらに愛用の弓矢は音がしないから使っているらしいが、矢尻に爆弾を付けた弓矢はものすごい派手でカッコいい。それに今と違って爆発が本物のためにやはり爆発にリアリティがある。今ではランボー2のような映画はもう作れないだろう。もしも予算があってもきっとCGで作ってしまうだろう。技術があるためにもうランボー2のような映画を作れなくなってしまうわけだ。そう言った意味でもこのランボー2は価値があるだろう。
とにかくこのランボー2は今観ても全然面白い内容だし、ランボーを知らないのであればまずこのランボー2だけを観て欲しい。これで気に入ったら他のシリーズも観たらいいだろう。特に最新作の最後の聖戦は人が死ぬシーンは本当にものすごい。そんなわけでランボーを観てない人はぜひ観ておくと良いだろう。
コカ・コーラシステム、80年代に人気「メローイエロー」など再登場 メローイエロー子供の頃好きでいつも飲んでたけど、味が思い出せないなぁ。発売したら絶対に買うね。そう言えばスプライトも無くなってたのか。
気になる株価材料
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