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エネルギー政策白紙がくるとは。

朝刊
05 /11 2011
エネルギー政策 首相「白紙に戻す」 自らの給与は返上
 とうとうエネルギー政策白紙宣言までくるとは。そろそろ色々変わっていく転換期になってきたのかも。まあもっと早く言えよって感じだけど。本当に日本の政治家は投資家泣かせだよなぁ。このタイミング!って時にアメリカ大統領はドンピシャで政策を出してくれるのに、日本の政治はここらで政策転換だろうと読んでも、全然そんなそぶりは見せずむしろ今までの産業や規制を守ろう守ろうとする。待って待って待ち続けてやっと投資家が欲しかった政策を出してくるから、ここだと思って買った株はかなり買値よりも下げてたりする。だから、日本の場合政策を打ち出してから買うのが案外正解なのではないかと思えて仕方ない。早めに買うと機会損失や含み損が結構膨らむからだ。アメリカ大統領の政策タイミングが読めても、日本の政府のタイミングを読める人はいないんじゃないだろうか。このタイミングでエネルギー政策白紙だもんなぁ。アメリカだったら原発が爆発したすぐにエネルギー政策転換の発言があるだろうけど、日本では震災から二ヶ月も経ってやっとのことだ。そんなわけで急を要する政策でも二ヶ月の猶予を見なければならない。前々から思ってたけど、日本株の政策狙いでの先回り買いの難しさはこの白紙発言でも良くわかる。このタイミングでこんなこと言うとは思わなかったよ。だから日本の相場は難しいし、政治家もそういった投資家の資金を見越した政策を打てないってのもある。投資家のここだ!というタイミングで政策を発表すれば、良いタイミングでその会社に資金が入ってきて一気に成長する。ドイツの太陽電池セルのQセルズなんか見事な成長っぷりだ。しかし、日本では政治家がそういうタイミングを外してくれるから、新興企業がまるで育たない。IT企業のように全く新しい産業以外では既存の大企業がずっと大企業で、世界的にもシェアが大きいはずの新興企業が投資されたり政策の追い風を受けられないまま、シェアを外国企業に奪われていく。太陽電池などついこの間まで日本企業のシェアが一位だったことがウソのようだ。
 そんなわけで日本の成長には政治家のフットワークの軽さが必要なわけだ。こんなにちんたらちんたらしてたら日本の技術は追い抜かれてしまう。政治家のちんたらぶりはまるで中学の不良のようだ。ヤンキーがだらだらしてるのは怒られるが政治家のだらだらぶりはヤンキーを上回るちんたらぶりなのに許されるのがこの国のおかしなところだ。仕事が遅くてもスーツを着てれば許されるのだからたちが悪い。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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2007年8月31日開設
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