東京円、1ドル=85円台で取引終了 経済の環境として四つの株価の状態がある。まずバブルの円高株高、環境がいい円安株高、環境が悪くなった円高株安、最悪なのは円安株安。という四つの環境があるわけだけど、昨日は見事なまでの円安株安だったわけだ。若干の円安での株安はあっても今回の業績に追い風になる事がはっきりとわかるくらいの円安なのに株安になってしまうというのは色々悪い条件が重なっている証拠。さらに外国から日本を見た場合、円高株高は日本株を買っていると株高効果と円高効果で外国人は相乗効果で儲けが大きくなる。この流れになるとバブルなのは良くわかる。しかし、その逆に円安株安というのは外国人にとって日本株を持ってると株が安くて損をしてるのに更に円安で損をすることになる。普通にドル紙幣で持ってた方が賢い選択になるわけだ。完全に外国からのお金が引いてるのがわかる。
そんな日本株にとって最悪の環境になってるわけだが、やはり問題は原発問題だろう。過去に長期化した原発問題が無かったために、日本への投資するタイミングがわからないというのが相場の感想だろう。もしも津波を浴びても原発が停止しただけなら、停電はあっただろうけど、日本経済はここまで不透明感が漂うことはなかったと思う。むしろあの津波を耐えた場合は日本原発の受注は増えたくらいだろう。世界が火力発電から原発にシフトしようとした流れにこの原発の事故はどこか地球からの意思のようにも感じる。技術大国で原発を利用してる大国で原発は絶対に事故が起きないと断言さえしてた日本が原発を壊され、しかもその安全装置や対策も充分でなく、短期間で収める事が出来ないとなると、世界の原発への流れが大分変わっていくのは間違いないだろう。皮肉というか、世界が原発への流れを加速させるタイミングでこの事故が起きたことで、未来は原発だらけの地球か原発以外から電力を賄う地球かの二通りの真逆な未来が存在していただろう。いや、原発事故が起きなければ原発だらけの地球になっていたわけだ。そう思うとこの原発事故は地球のターニングポイントであるだろう。あの時の福島原発事故があったお陰で地球は真のエコエネルギーで動いていると未来の地球の人が言う時代が来るのではないだろうか。
そんな不透明感が多い原発事故だが、まさにパンドラの箱が開いたという表現が正しいのではないだろうか。数え切れない程の絶望が現れて、最後に希望が現れる。その最後の希望は原発に頼らない地球の姿だと思いたい。あと日本経済にも数え切れない程のデメリットを生み出している原発事故だが、たった一つメリットを生み出している。それは誰もが下げようとしても下がらなかった日本円が下げて行くという点だろう。原発事故の長期化という人類が体験したことのない不透明要素が存在し続ける限り、円が高くなることは想像しづらい。ユーロにおける財政破綻した国の存在のようなものだ。そんなユーロ圏内において財政破綻する国家があることでユーロを安く安定させて最近ではドイツが荒稼ぎをしてるわけだ。日本は原発事故によって不透明ではあるものの、そのお陰で円は安くなり、業績はもしかすると急回復するかも知れない。しかし、その頃には日本はインフレかスタグフレーションで苦しんでる可能性もある。円安は輸出産業には追い風になるものの、物価が上がり国民の生活は厳しくなる。個人的には日本人が預金してたお金を投資した後で円が安くなるのがベストだと思っていたが、まあそうはならないのが世の常だね。
しかし、上方修正が出ても先行き不透明から上方修正前よりも下がってるし、三月の業績や特損を警戒して上を狙えないんだろうなぁ。そういう特損や三月業績が出て暴落あたりが二番底なのかなぁと思ったり。悪い予想が出ても円安が進めば業績の急回復とかしたら、一気に上がったり、原発が片付けばまた上がったりとか。
まあしかし本当に読めない。原発問題長期化なんて資料がどこにもないしね。でもこの原発事故によって原発の流れ、円高の流れが変わっただろうから、本当に世界経済のターニングポイントだとは思う。
405、停電時も送風できる充電式多機能サーキュレーターを発売 きた!これがあれば計画停電中でも勝てる!と言うか扇風機なかったら群馬だと死ねる。
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気になる株価材料
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