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東電株紙くずになったら年金大丈夫かな

朝刊
04 /02 2011
 年金ってお金を集めてそのまま年寄りに配ってるわけではない。なんか年金って言うとテレビは労働者から取ってそのまま老人に渡してるような説明だけど、そもそもこの労働者から老人に渡す前に年金を運用してる。と言うことはこの年金運用者が天才的トレードをすれば年金なんて納めなくてもいいわけだ。でもそうなってないのはそこまでいい成績ではないのだろう。
 そんでその年金を運用するという立場になった場合、果たしてどの株を買うかという事になる。額も大きいので小さい株では枚数も買えないし、必然的に大型株になる。それに誰も知らない株を買って損をした場合と誰もが知っている優良企業を買って損をした場合では怒られ方も違うわけだ。優良企業を買って損した場合は誰も予想なんて出来なかったから仕方ないと慰められもするだろうが、誰も知らない小型株で損を出したら、なんでそんな株を買ったんだと言われ怒られる。
 そんなわけで年金を運用してるとしている人は何を買うかと言えば、誰もが知っていて株価も安定していてビジネスも安定的で配当を出してくれる企業。特に経済にとって必要で独占していればなおいい。生活する上で必要な物を提供している。
 さて、それは一体何かと言うと、それこそ東電株なわけだ。今の事態になってしまったから暴落してるものの原発問題が無ければ、日本で一番安定的な運用できる投資先になるだろう。僕も年金運用者で人の年金を運用しなければならなかったら、間違いなく東電株を組み込むだろう。人のお金を下手に損するわけにはいかないからだが、今回のように絶対安心だと思ってた企業ですらこうなると言う事を教えて貰ったわけだ。ちなみに東電株を買っていて損をしていたなら、仕方ないの一言で片付きそうだし、逆に東電買わなかったせいで損しなかったと場合は微妙で東電で損しなかったのは評価されても、なぜ東電株を買わないのかと怒られるんじゃないかと思う。巨大な資産を運用するには一番いい株だったからだ。
 今回の件で東電ですら信用してはいけないと言うことを学べたわけだ。そんなわけで年金が結構な額が東電に流れてるんじゃないかと思う。そんな株が突然の津波と原発事故で一気に暴落したわけだ。年金は逃げ場を失って一気に資産が解けていくのを実感してるのではないだろうか。そんなわけで東電株暴落で年金の中にはかなりダメージを受けてるのも多いのではないかと思う。
 100億円持ってたら額が多いので東電株を10億円分位は買ってしまうだろう。そんなわけで経営陣に問題があったとしても巨額の投資家にとって東電株は絶好の投資先なわけだ。そんなわけで年金の規模がどれくらい小さくなってるのか気になるところだ。
 あー眠いのでここら辺で。

気になる株価材料
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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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