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ホリエモンと上杉隆のコンビは凄いを通り越して怖い

朝刊
12 /30 2010
 TBSで北野武さん司会の番組があってその中で検察についてのトークのコーナーでなんとホリエモンと上杉隆という2トップが反検察側として登場していた。番組は途中から見たので初めから出てたのか知らないが、その検察トークのくだりは全部見たが、本当に論客というのは凄いものだ。ホリエモンと上杉コンビで元特捜の偉い人を完全に言い負かしていた。もう爽快を通り越してフルボッコと言う感じだ。検察は本当にホリエモンに牙を剥いたのは失敗だったと思うな。ライブドアショックが無ければ僕も特捜に疑いを持たなかったし、捕まってからのホリエモンの検察研究はライブドアの経営よりも本気じゃないのかというくらい研究してる。しかし、研究したところで発表する場が無ければ何の価値も無いが、やはりバリューのある人だからテレビ以外はちょろちょろ出ていたものの、最近ではヒーロー不在のテレビ局にも呼ばれるようになってきた。そうしたメディアでの登場でもやはりIT業界の中では随一の発言力と迫力がある。いやライブドア社長の頃より大人になったせいか、迫力が増した感もある。やはりホリエモンはすごい人だと思う。まあライブドアの手法は今でも好きではないが、それでもあの当時は株式分割の欠点を放置してたのは東証の責任だし、あの頃の新興企業はみんな分割マジックを使ってたわけでライブドアだけが悪いとは言えない。まあルールの穴を突くのが経営であるから、仕方ないとは言える。
 しかし、胡散臭さを漂わせながらも本質を訴えて、畳みかけるように検察の元偉い人を言い負かしてしまうのはさすがだ。要するにこの国にインテリは綺麗な格好をしているが、胡散臭い資本主義者よりもさらに薄っぺらでペテン師だという事だ。検察の偉い人がああも簡単に言い負かされてしまっているようでは他もたかが知れてるのだろう。ビシッとスーツを着込んでインテリでございって顔して薄っぺらだったら、まさに詐欺師だわな。
 堀江上杉コンビで検察をやり込むという今回の企画は見ていて本当に面白かった。TBSもやればできるんだから、もっとこういうのやりゃあいいんだよ。堀江と上杉を使い倒せば視聴率なんて回復するのに。

菅首相、困窮者支援を指示=年末年始対応で細川厚労相に
 年越しの数日だけを国で支援するという変な固定観念が出来つつある。もともとは支援したくてもずっと支援できないから、一番大変だと思われる年越しを支援しようという主旨だったような気もするけど。一団体ならこの数日だけ支援は色々限界があるから仕方ないだろうけど、国レベルの支援で数日だけというのはどうかと思う。年越せば現状が良くなるわけではないのに。
 もうさ日本もそろそろスラム街が必要な気がする。生活するのにお金がかからない地区というものが無ければ、社会からこぼれた人は行くあてもないから自殺するしかない。もしも雨風が凌げる場所があるならそこで生きていくことだって出来るだろうに。まあ国債で雇用維持出来てるうちはいいけど、国債も限界になって雇用維持が出来なくなった場合、相当な数の宿無し者が出てくるだろう。そうなった場合、どこでそう言った人達が生活できるようにするのか。そういった人達が逃げ込んで生活が出来る地区を作っておくべきだと思う。確かにそういった場所は衛生的ではなかったり、犯罪の温床になったりするかもしれないけど、今の総中流社会というのは国債が支えてきたもので、いつか限界が来て、今は中流の人も下にこぼれ落ちる人が多くなるわけだ。そうした人が生活できる場所を作っておく必要がある。そして、今は自分が中流だと思ってる人も、自分がそういった立場にならないだろうと思わずに、そうなった場合も想定して、堕ちた時にどう生活してどう復活するかの見通しを考えておく必要があるだろう。他人事だと思わずに、自分がもし貧困になった時を意識しながら、貧困層も生活できる社会を考える必要があるだろう。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
投資法は現物買い推奨
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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