為替市場が最近大きく動かない。これは良い事だ。なまじ上や下に動くと差額を取引するトレーダーは取引をするだろうが、市場が膠着するとトレーダーは仕事にならない。差額を抜くわけだから。まあ一応FXではスワップはあるけども、満足のいくスワップを貰える人は相当な額を買ってる人だろうし。
　そうなるとFXトレーダーは次第にしびれを切らしてやはりやってくるのは株式相場ではないだろうか。まあCFDとかもあるけど、一応動けば株式市場に流れ込む人も多いだろう。これは完全に株式市場にとって追い風だ。FXで稼いで来た人がその金を株式市場に流せばその分株式市場の厚みは増すわけだ。何よりも投資家が少ないのが問題なわけだから、この援軍は嬉しい限りだ。
　為替が動かなければ、人の移動も増えて株式市場も活性化するだろう。

「障害はNTT設備が原因」　孫社長ツイッターに非難殺到
　孫社長って坂本龍馬に憧れて、龍馬を意識して、龍馬のように生きてるつもりらしいけど、実際あの人って龍馬と言うよりも見事なまでに岩崎弥太郎だよなぁと思う。弥太郎は龍馬伝のお陰で再認識された三菱の創業者だ。
　弥太郎の日本郵船が孫社長のソフトバンク携帯事業で、当時日本郵船は国有汽船会社と張り合っていたが、それは孫社長のNTTにあたるだろう。まあ弥太郎を踏襲するなら、この先ソフトバンクとNTTが合併して、株は持つものの経営からは外れ、弥太郎の鉱山のような違う事業で当てて孫財閥を興すという感じか。あ、そこは弥太郎の弟の代だっけ。まあ孫社長はケータイ事業で当てて充分か。
　本人は龍馬のつもりらしいが、こういう人ってなぜか憧れの人にまるで近づけないけど、どんどん成功していくタイプだよなぁ。それはそれで不幸なんだと思うな。まあ個人的に日本IT業界で坂本龍馬は誰かと聞かれたら、やはり２ちゃんねる元管理人のひろゆきだろうなと思う。あの２ちゃんねるのような事をしてこそ坂本龍馬だろうし、それに関する裁判とその対応などまさに龍馬らしい。今のウィキリークスのアサンジ氏のニュースを見るとアサンジ氏は外国のひろゆきだなと思えるくらい扱いが昔のひろゆきに似てる感じがする。
　孫社長は龍馬に憧れてもその立場から、本当に龍馬のような真の革新はできないわけで、逆にそれをしてしまったら、ソフトバンクの従業員達の職を失わせることになりかねないわけだ。そんなことは社長としては無理だろう。だからもう孫社長は龍馬になれないし、龍馬を意識しながら大企業を指揮してる姿はどうしても弥太郎に似てしまうのは仕方ないことかもしれない。

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