なにかというとこの国はすぐに東京に集まろうとする。まあ都心の地価が安くなったりとそれなりの理由もあるだろうけど、何より役所が東京に集まっていたら、やはり便利なんだろうなとは思う。しかし、日本によってそれが本当に良いことなんだろうか。
アメリカは世界中から人口を集めているが、日本の場合は地方から東京への人口集中だ。東京の人口が増えればその分地方では若者が減っている。当然年寄りは東京なんか行くわけ無いだろうから、地方では年寄りはどんどん増えていくだろう。まるで若者をこして沈殿物である年寄りを地方に置いて行ってるようだ。姥捨て山なんて山があったら、問題になるだろうが、逆に姥捨て山を作らずに東京に若い人が増えれば自然と姥捨て山と同じ効果が出る。地方全部を姥捨て山にするわけだ。
東京に人が集まって東京が盛り上がれば日本を牽引するという人もいるが、僕はそうは思わない。東京が活性化されてもきっと地方は盛り上がることはないだろう。これからは世界中の重要都市は盛り上がるがその影響は地方にまで波及することはないだろうと思ってる。一国が盛り上がるという状況では無いのだから、そうなると各国の一部だけが盛り上がる。地方は前よりも厳しくなっていく。そんなところだろうか。
その為にももっと日本の産業を東京から分散させることが重要なのではないだろうか。
ああ、眠いのでそろそろ…。最近眠さが辛いな。