＜家電エコポイント＞ついに「満額最終日」
　エコポイントの最終日に人が押しかけて行列を作ってる。まあ、こんなことを言うのもなんだけど、まさにバカ丸出しだ。はっきり言ってダラダラダラダラ続いていていつでも貰えたはずのエコポイントをましてや終わり間際で貰おうと多くの人が詰めかける。今までならいつでも余裕で貰えてたのにも関わらず、なんでこんな切羽詰まってから動くのか。今動くならなぜ動けないのか。ここが賢くなっていないことこそが、またバブルを生む事になる。しかもお金を持ってる人が賢い行動が出来ないのだからバブルの肥やしの資質は充分だ。
　要するにこういった人達は切羽詰まらないと動かない。と言うことは切羽詰まった時の購買行動力はとんでもない事になる。
　このエコポイント半減を株に置きかえたら分かり易いだろう。株価が低迷してる時は買う気もなく、買うそぶりも起きない。とてつもなく割安であってもまったく見向きもしないわけだ。いつでも買えると思ってしまうのだろう。しかし、大きく株が上がり始め、下がるそぶりも見えなくなってしまったら、こうしたエコポイントを最終日に駆け込むような人達は今まで無視してたのに我先に買い始める。だったら、割安の時に買えばいいのにと思うのに、彼らはきっと買いに急ぐし、株の勉強もせずに周りに株で儲けた人がいると聞いて買うので、その株が割安か割高かも良くわからずに買う。いや、業績が急回復した場合PERが低くなるのでPERを見て割安と思って買うのかも知れない。PBR的な割安ではなく、PER的な割安は素人を釣る餌になる事が多く、業績が急落した場合、PER的な安さはまるで信憑性がない。業績が悪くなってるのに、PER13倍で割安だと思ってると、決算でPER20倍に落ちたりする。そうするとPBRで妥当な割安まで落ちる。これを損切りしないと最悪な塩漬け株になってしまうわけだ。そして、そうした塩漬け株を持つ人がこうしたエコポイント最終日に駆け込むような人であるだろう。
　そう考えると、もしかしたら、エコポイント最終日で家電を買いに行くような人は株をやらない方がいいかもしれない。やるとしても定期的に株を買い増すやり方など、イベントに振り回されないような投資法がいいのではないかと思う。

＜ウィキリークス＞欧州への米戦術核配備も暴露
　ウィキリークスは凄いな。何でもかんでもオープン化か。この組織が大きくなったら、国家そのものを否定しかねないな。まあ、最近国家よりも企業の方が個人への影響力が大きい気がする。国家が無くなっても企業がコミュニティの受け皿になる時代がいつか来たりして。

気になる株価材料
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