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個人投資家って個人商店と似てる

朝刊
09 /30 2010
 こう毎日株式相場を眺めつつ、持ってる株が大きく動かないので本を読んだりとしている自分はなんだか個人商店の店長のような気がしてきた。持ってる株とは商店に並べられてる商品で、お客が来ないかどうかを新聞でも読みながら待っている。お客が来たら、その時は「いらっしゃい」と構えるわけだ。株式相場で言えば、お客とは買い上がりと言った感じだろう。動き出した時は注意はするものの、今は相場も閑散としていて、お客もFXショッピングモールにお客を取られてる感じなので、株式通りにお店を構えてる個人商店としてはゆっくり客足が戻ってくるまで待つしかない。時折、お客が来て買ってくれるのを有りがたく売ってる感じだ。
 そんなわけで、まるで個人商店を朝9時から開いて客が来てくれるかどうかを本読みながら待ってるような平日だけど、大規模になった個人投資家も結局個人商店と同じ感じだろう。枚数は多いかも知れないが、取り扱い商品点数はそれほど大きくなっているとは思えない。まさかホームセンターの商品点数と同じ数並の銘柄を持ってる人はいないだろう。結局個人投資家は個人商店と同じ数の商品を並べてお客を待ってるわけだ。
 株も商品と同じように安く買って高く売る。仕入れ値と売値の差額が利益になるわけで、商店の店長は株も商店も結局同じ仕事なんだろうと思う。逆に商店の店長の方がうまいこと商売をするかもしれない。とは言え、商店の店長も株となると別物だと構えてしまうだろうけど。
 個人的にはそんな個人商店の感覚で、良い物を安値で買って陳列して、時々来るお客に売るような感覚がいいのではないかと思う。「客こねぇなぁ」と愚痴る感じでゆっくり構えるのがベストではないかと思う。商店だと思えば、投資スタンスも若干変わるのではないかと思う。わけのわからないボロ株を買ったりしないで、目玉になりそうな有名な商品や、目立たない為に埃を被ってるけど価値のある商品、これから人気が出ると思う商品などを取り揃える。いつ誰が買っていってくれるかわからないのだから、品揃えは少なくても取り揃えておく。品数は少なくてもお客に良い物を置いてるねと言われるような物を安く仕入れる。
 結局投資なんてカッコいいようなイメージがある人がいるかもしれないが、実際デイトレでないなら、仕入れ値が安くなるのを待つわ、高く買ってくれるお客が来るまで待つわとお客の来ない個人商店の店主のような日々なわけだ。だから、本を読むわラジオを聴くわ。これで実際に店を持ってたら本当に閑古鳥の鳴く店主と同じような生活だろう。
 まあ人によってはマクドナルドのように安い利幅でも数多く売買する人もいるだろうし、こだわりのお店のように一点物を大量に買っておいて上がった時に一気に売ってしまうような頑固親父の店のような人もいるだろう。コンビニのように品揃えを多くして夜間の証券会社市場でも売る人もいるだろう。人それぞれのこだわりの店の雰囲気はあるだろうが、みんな買って売るという行為をしている以上、結局個人商店の店主なんだろうなぁと思う。
 そう言えば、投資法を色々見てきたけど、まあアメリカの投資法はアメリカでは有効だろうなぁと思う。上がっていく時は右肩上がりに上がっていくし。それに比べて日本の相場は閑散としてるから、チャート好きな人が綺麗にチャートを描いてくれる。お呪いや合図みたいなものでチャートが良い形だとチャート信者が気付けばそんな心理が買いになって多少はその通りに動いてるようにも見えるが、チャートの形というくらいの材料では大きな値上がり値下がりにもそれほどならないようだ。まあ相場が閑散としてるからだろうけど。そうなるとアメリカの投資法はいまいち今の日本では有効では無い。ここは日本の手堅い投資家だった本多静六先生のあの投資法がいいように思う。
 本多静六先生の投資法と言えば、買った株が二倍になったら半分売るという方法だ。株は勉強すれば買い時がわかるようになるが、残念ながら売り時だけは勉強してもわからない。まあ買値よりも上なら全部売り時ではあるが、利食いが早すぎても損だし、欲をかいて利食いが遅すぎて買値よりも下がってしまっては元も子もない。だから、買値よりも二倍になったら半分売るという考えない方法がベストなわけだ。
 売りに関して天井付近が嗅覚でわかるという天才ならいいが誰もがこの売り時に悩む。だから、この際悩まずに二倍になったら半分利食いすれば、投資資金は回収出来て更に残った半分は更に上値を追ってくれる可能性が残る。もしもさらに値上がったとしても半分が上がってくれるのだから値上げのメリットを享受できるし、もしも下がったとしても投資資金は回収してるわけで実際に痛みがない。だから、売り時がわからないのであれば、この二倍になったら半分売るという方法は売りでの基準にしておくといい。変形として50%値上がりで三分の二売ってしまうのもアリだろう。100円の株を三枚買うと300円分買う事になる。これが50%値上がりすれば450円になり、ここから二枚売れば300円が返ってきて150円株が一枚残る。こうすれば投資資金は回収出来て、在庫が残る。まあ商店と同じやり方でもあるわけだ。利益と商品在庫を残す。この残った株は値上がってくれればいいし、配当だってくれるだろうし。倒産リスクないならずっと持っていてもいい。こうやって資産を増やしたのが本多静六先生だ。ただ本多静六先生は節約と仕事をしっかりして、投資だけで生活をしてたわけではないことを覚えておいて欲しい。仕事をしてお金を稼げば、株価が上がらなくても常に買っていけるわけだ。労働投資家こそ一番手堅い投資家と言える。

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 売るという報道があったり、買うという報道があったりどっちなんだ。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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投資法は現物買い推奨
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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