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今日やっと新代表が決まるのか

朝刊
09 /14 2010
<民主代表選>異例の厳戒開票…午前3時からホテルに缶詰め
自民党 山崎派が解散を検討…派閥「溶解」進む
 とりあえずまだ選挙結果が出てないが、完全な敗者が一人いる。それは自民党だ。今回の代表選がおざなりであった場合、そこを自民が突っついたりとアピールも出来たが、本気のガチンコの選挙戦が始まったために誰も自民党など意識もしない。いやメディアに登場すらしてない。それはそうだ。民主党内の選挙が盛り上がってるのに、自民党の話に何の価値があるだろうか。その為に自民党の存在感はこの選挙によって大きく失われてしまって、国民も民主がダメなら自民でもとおっかなびっくりだった感覚が、今の民主がダメなら民主自体を変えていけばいいと認識を変えてきてるように感じる。
 もともと夢物語のような事を言ってた野党民主党が与党になった途端、その夢物語が無理だとわかって軌道修正出来る党だと国民も理解が出来たわけだ。そのブレと迷走に国民は振り回されているが、外国や経済や国民から総叩きにあって着実には党として成長している。一年政権を任せるという投資はまだまだリターンは少ないモノの着実に成長していると思う。国も会社の経営と同じだ。新しい事業がいきなり黒字になることはない。三年継続して黒字転換すればいいというラインなわけだから、そのスピードから見ればよくやってるというか、よく殴られながらも勉強してる小僧のように民主党が見える。
 民主党が政権を取るなんて時の素人集団に大丈夫かという国民の不安はもうないだろう。その代わり政権を預かってるんだから当たり前の事をしろという考えに変わってきていると思う。お陰で自民党待望論はまるで出てこないどころか、自民ではなくて民主党内からまともな奴はいないのかという視点になっている。さらに一年生の民主党でもこれだけ出来るのだったら、みんなの党でもいいんじゃないかという考えにもなってもおかしくない。
 要するに自民党しか政権を握ってなかった時の、自民党以外が政治をやっても大丈夫なのかという国民の強迫観念に近い恐怖心は一掃されている。菅総理がマヌケを曝しても、自民党に戻せじゃなくて誰か教えてやれよという感覚になってるわけだ。
 自民党からの束縛からの解放は本当に日本の民主主義にとって大きな一歩だろう。今の国民は民主党がダメなら自民党やみんなの党にすればいいという選択の自由がある。余りにも長いこと自民党に任せていた為に自民党以外の選択を潰してしまった時代とは大きく変わったわけだ。
 きっと民主党は何があっても解散することはないだろう。自民党を与党の座から長いこと引き離すことは自民党以外にとって利点しかないからだ。自民党が四年間与党から離れた場合、もうその自民党は完全に与党感覚を忘れた野党になっているだろう。一年以内なら自民党に戻そうと思ってた人も四年も政権から離れた自民党では逆に不安感が起きかねない。それに民主党がダメだと思ったら自民党があるという国民の選択に幅があること自体は変わらない。
 行き着いた先進国になってから、成長が出来なくなってから国はやっと民主主義とかスポーツでの勝敗に興味を感じるのではないかと最近思う。今までの日本は民主主義は必要が無かった。政治は何もしなくても国は成長していったからだ。しかし、手放し成長期を過ぎて行き着いてしまった経済国は新しい経済の種を探すために、政治家を入れ替える。政治家を交換すればするほど国の形は変わっていくだろう。そしていつかピタッと合う政治家がはまればまた経済成長が起きる。ただ先進国の成長はバブルを起こしての成長だから反動も大きいが。
 だから政治家を使い捨てのように入れ替えることはいいことだと思う。そもそも今の政治家というのは資本主義か社会主義かと論争のために選ばれてずっと居座ってる人間なので、地球総経済大戦争時代には完全にいらない人材なのだ。今はもう資本主義か社会主義かではなくて、資本主義の中でもどういう経済路線をとっていくかという議論が必要なのに、未だに油断すると何も考えずに感覚的によく思えるような社会主義的な政策を口走ったりする。一に雇用、二に雇用、三に雇用とはどういう事か。まるで国営企業でも作ろうという発想になりそうな言葉ではないか。国営企業という発想そのものが社会主義だ。
 まあ、とにかく今回の代表選挙は色々思う事はあるものの、本気で戦った事で民主党自身は得る物が多かったと思う。それにライバルである自民党の埋没という副作用も生み出した。すぐに日本の政治家はシナリオを作ってなあなあで済ませようとするが、本気で戦うという事の方が党として得る物が多いと言う事を政治家が今回の事で気付いてくれることを期待したい。
 さて誰が新代表か楽しみだ。個人的には日本改造計画を書いた小沢一郎に一度総理になって貰いたいが。

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黒崎銀二

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2007年8月31日開設
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