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決算と株価

朝刊
08 /07 2010
 ここのところ第一四半期決算が相次いでいて、しかも相当良い数字が噴出しまくってる。しかし、その好決算の割に株価の反応が鈍い。第一四半期決算なので、単純に四倍にして通期利益とした場合にその数字が期末決算で出てきたら、今の株価の二倍三倍になるだろうというレベルの数字なのにストップ高にもならず10%以下の上昇だったりする。
 これがデイトレ全盛期だったらアホのようにストップ高三連チャンコースだと思うが、全くそんなことも起きない。それくらい相場が閑散としてると言えるだろうし、今回の決算で不発だったと言う事は上昇エネルギーがたまってると言える。これが積み上がっていけばいつか吹くだろうと期待したい。
 そんで適当に爆騰げしない要素を上げてみる。まず相場が閑散としているというのは言えるだろう。さらに閑散の理由に、過去のデイトレ派になっていたはずの層がみんなFXにハマっていると言うこともある。あっちはレバレッジが大きい分短期に大きく稼げるが短期に大きく損もする。さらに通貨は思惑が全てなので読むと言うより確立で戦う市場だし、なにより24時間動いてるのが精神的にキツい。僕はこの24時間レバレッジ効かせるのが精神的に辛く、バイトが出来なくなってしまうのでFXは止めた。ただチャンスの大きさは感じてはいる。
 そんなわけでデイトレなんかよりもFXの方がギャンブル性が高いので、前ならデイトレしてた投資初心者は株よりも先にFXに流れてるのだろう。その為に株式相場には新人の盛り上がりはなく、玄人臭い値動きをする。あと株は会社の業績によって動くわけで、先行きが不透明であるためにこの先好決算であるとは自信も持てないのだろう。
 あと今日本の国債が値上がりしている。プロの一部の資金は債券に相当流れているのだろう。ここが値崩れなりしてこないと株の方にお金は流れない。他にも商品の純金は高値を維持したまま、ここにもお金が相当流れ込んでるし、今は小麦価格が爆上げしている。と言うことは小麦にもお金が相当流れているのだろう。とすると必然的に今株式相場が閑散としてる理由がわかる。株以外に資金が散ってるのだ。資金が散れば、必然的に株式相場に入ってるお金も少なく、好決算が第一四半期だけとは言え、良いのが出ても個人投資家レベルの買いで若干上げても、大人買い的な大きな上昇圧が来ないわけだ。株式相場にいる大人はきっと東証一部の有名企業だけで精一杯なのだろう。残念な事に決算を織り込む資金が無いというわけだ。
 とは言え、今回の決算でエネルギーを貯めた銘柄はあるわけで、第二四半期などでも決算がよく、他の投資先が暴落でもした時には爆騰げする確立は上がったような気がする。

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黒崎銀二

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