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電気自動車時代になると電車も状況が変わるな

朝刊
08 /03 2010
 電気自動車という物が出るというので、既存の車とやたらと比べられる話は良く聞くが、よくよく考えると電気自動車の1キロ1円という低燃費になると、問題は電車の方が影響受けるように感じる。電車の切符代をよくは知らないが、安くても190円だとした場合、電気自動車だと190キロ走れる計算になる。1キロ2円でも95キロ走れるわけだ。と言うことはコストパフォーマンスが電車よりもはるかに良いことになる。とした場合、今まで電車がお金かからないと主張していた層は結構流れるのでは無いだろうか。いつの時代も低コストの技術にお金が流れるわけだから、電気自動車の燃費が安いのであれば電車の切符よりも安くて自由に移動出来る電気自動車であればどちらを選択するか。やはり電気自動車の人気が増えていくのではないかと思う。
 今電車の人気は原油価格上昇で上がっていたが、電気自動車時代ではまた電車離れが起きてしまう予測が出来る。まあ都心部だと駐車場の問題があるので車を置いておくだけでもお金がかかったりするだろうから、そういったコストも含めて計算する必要はあるが。まあ電気自動車は無理でも電気スクーターが出て、しかも燃費が安いのであればこちらに乗る人が増えるのではないだろうか。
 考えてみれば電車はコストパフォーマンスがいいと思われていたが、それが崩れる時代に入りつつあるんだと気付いた。一つの道具が出てくると色んな物の価値観や優位性が変わってしまうんだなぁ。電車人気が落ちた時代には他にもどんな影響があるのか組み立てて想像してみるのもいいのかもしれない。

中国建設銀行の株主割当増資、第4四半期初めにも実施へ=関係筋
 111億ドルも増資するのか。1ドル100円だとすると1兆1100億円も増資で掻き集めてしまうのか。中国の銀行があっさり1兆円近くも集められるのなら、やはり中国もバブルだろうし、バブルで日本を追い抜くのも早いだろうな。三井住友フィナンシャルグループですら、時価総額3兆7千億円だから、その三分の一をあっさり手に入れてしまうわけだ。どれだけすごい事なのかがよくわかる。こんな増資が成功してしまうなら、完全にバブルじゃないかなぁと思う。日本のメガバンクすらあっさり増資で抜けてしまいかねないのだから。先進国の銀行がこつこつ積み上げてきたのがマヌケに見えるくらいの増資だからなぁ。

白川総裁、不況への日銀の責任を認めず 衆院予算委で
 日銀に責任があるー!とか白川総裁に言っちゃうのはすごいなぁ。経済学者が外から適当に本を売るために日銀のせいにするのはわかる。彼らは言ったところでその通りに日銀が動かないことがわかってるし、本当に言う通りに日銀が動いてしまって、まさかの予想もしなかった失敗だったなんて事になった方が経済学者や評論家にとっては迷惑なわけだ。
 要するに不況がある。誰かが悪いに違いない。デフレが悪い。デフレは日銀の供給量が少ないから起きてる。だから日銀が悪いって考えはわかるけど、それも結局仮定の一つに過ぎない。日銀が大きく動いた時の結果は誰が責任を取るというのか。それもはっきりさせずに白川総裁を無責任呼ばわりする方が無責任だと思う。
 確かにベストなのは緩やかなインフレだ。しかし、供給量を増やしたためにインフレが緩やかで無く、急なインフレになったりすると下手をすると今よりもひどい状況になりかねない。
 それにインフレで一番得するのは何を隠そう政府なわけだ。インフレとは通貨の価値が減少なわけで、貯蓄をしてる人ほど損をする事になる。それに対して通貨価値の減少は国の借金が実質的に安くなるので、実は政府は国民に知られずに財産を没収することになるわけだ。とは言っても貯蓄の額面が変わるわけではないので、まさか自分が損してると言う事には気付かないわけだ。だから、国民が騒がなくても政府自体はインフレを願っていて、そちらに行くように誘導してる事だろう。だから、わざわざ国民がインフレ待望論を振り回してると、この人はインフレ対策の資産を持ってる人か、本当のアホかと思ってしまう。国民がインフレにしろというのは、預金を政府に取り上げて欲しいと頼んでるようなものだ。
 それに他の先進国も日本型の不況になってる今、正解がはっきりしてないわけだ。その状況に絶妙にコントロールしてる白川総裁の責任にするのはどうかと思う。さらに不況下の政策は国会議員がやるべきで、こっちの方が遅れてる事の方が問題だと思う。通貨なんて金本位制でない今、価値なんてあって無いようなものだから、何が原因で価値が暴落するかわからない。だから白川総裁はよくやってると思う。だいたい国会議員の言う通りにすれば景気が回復するかどうかも怪しいわけだ。
 
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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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