今やってるバイトだけど、何がヒドイって仕事がキツいならまだ理解できる。うん、それは我慢する。しかし、ヒドイのはそこじゃない。人がいないのかどうかは知らないが、ろくに仕事も覚えてない人間だけを放り込んでしまうという無能の局地を披露してる点だ。企業名を言ったら訴えられそうなのでそこは伏せるが、誰もが知ってる有名企業の食品製造業でその洗い場は様々な器具があり、しかも衛生管理だかなんだかでやたらとルールも多いのにも関わらずろくに知らないバイトを二人放り込んで洗えと来たもんだ。何もわからないままだから、洗い物はたまるし、急かされようが何してイイやら。適当に洗っていいもんだかすらわからない。しかも仕事が進まないとまた一人連れてきたのだがその一人も洗い場の事を知らないので三人で何をしていいやらと言う感じだ。
　本来なら、こう言う時こそ社員が率先して洗い場に入り、指示を飛ばすのが当然だろう。その為に大半の作業をバイトにさせて社員はフリーであるはずだ。なのに何も知らないバイトを何人も突っ込んだところで仕事なんて進むはずがない。ましてや洗い方やらなんやらとやたらルールがあって手が出せないのだから、たちが悪い。
　正直この企業を見るとバイトに頼りすぎの体質になっていて、社員達は事なかれと言うか極力面倒事からは後ずさりしてる姿勢が見える。しかも任されたこっちはまだろくに仕事もわかってないバイトなのだ。ここが重要でバイトという立場はそこまで会社に対しての責任や義務という考えは持ち合わせる必要が無い。それに見合う報酬はもらってないのだから。だから、こういった仕事を任せるのは大抵仕事に対するリスクとリターンを理解していなくて時間を持て余してる学生が主になるのだろう。あとは妙に義務感や働くことに快楽を憶えてしまっている中年達だろう。こういった種類の人間は自分の仕事量と社員の仕事量を比べようとはしない。その為に妙にはりきって時間制であるバイトにとって早く終わらせると言うという考え方その物がタブーであるのにも関わらず、早く終わらせようとするし、バイトである以上時間で切り上げるべき所を無駄に切りの良いところまで仕事を片付けようとする。これは正社員であれば当然ではあるが、バイトとしての関わり合い方としては間違っていたりする。さらに面倒臭いのは長老バイトで、他の仕事で人手が足りないと見るや、人を呼びつけてその仕事をやらせようとする。しかもこっちはまだ他の仕事をしてるのにだ。社員の指示ならまだ理解できるが、バイトがバイトの感覚でバイトをこき使うという意味のわからない状況に陥ったりする。人手が足りない時こそフリーの社員を使うという常識が無いようだ。ただでさえ急がしいバイトをバイトが呼びつけるわけで、意味がわからない。
　これらは全員正社員であれば、仕事の区切りで終わらせたり人手が足りなければ、人手が足りないところを見つけたらヘルプに入るのは当然ではあるが、それは社員であったらの話だ。バイトがそこまでやる必要は無いだろう。言われたことを淡々とこなせばいいはずだ。
　しかもこの社員とバイトの線引きに関する問題は、何でもかんでも線引きをしている日本には珍しく、どの作業がバイトでどの作業が社員なのかの規定がないのでは無いかと思う。例えば衛生にうるさいはずの企業なのにチェックはバイトがやってたり、劇薬なども社員ではなくてもバイトでもいいわけだ。場合によってはバイトのバイトスケジュールをバイトが組んだり、お金の管理や店の戸締まりなどもバイトがやってたりと、そこまでやってたら社員なんていらないんじゃないかというレベルの仕事までバイトがしていないだろうか。
　はっきりいって今僕がいる会社において社員の必要性がまるで感じられない。彼らの仕事と言えばバイトの入りと終了時間をチェックしてるくらいで、今日のように誰もわからない状態でも助けに入らないのであれば、その社員という存在は必要があるのだろうか。結局助けてくれたのは遅く入った慣れたバイトである。なんだ、この会社と思わずにはいられない。しかもこの会社が誰もが知る企業なのだから、呆れて物も言えない。
　まあ企業名は伏せるもののなかなか面白い経験だった。誰もが知る企業の食品工場だからきっとスゴいバイトの成長システムなどがあるのかと期待したなんてことのない、適当にバイトを放り込んで自然と事が過ぎるのを待つだけのシステムだった。
　さらに他のバイトにもどれくらいいるのかとリサーチしてみるとやはりみんな１年以下という始末。ようするにバイトの回転数が早いのだと言う事だろう。と言うことはバイトをどんどん使い捨てるという現実。バイト人海戦術とでもいうべきなのだろうか。結局コレではいつまで経っても長く働いてくれる人は残らないし、残ってる人は癖の強い人になり、さらにこの癖の強いベテランの為に新入りバイトがまた離れていくという悪循環になりかねない。しかも仕事が色々と注文が多いし、社員も事なかれ主義のために問題のあるベテランも切れない。その前に問題のある癖のあるベテランが誰なのかすらわかってないだろう。それくらい現場を見ていやしないんだから。
　まあ今回の経験で逆に他の企業の風土もどうなっているのか気になった。誰もが知る企業の工場でもこうなのだから、他の有名企業も色々あるのではないだろうか。他の企業に行って楽な仕事で稼げたらそれはそれで今よりはいいし、とりあえず今の会社はすぐにでも辞めようとは思う。最近行くのが精神的に苦痛だったんだよなぁ。まあ合わなきゃ違うのを探せることがバイトの利点だしね。
　ただまあ、社員はあの窮屈な衛生ルールが腐るほどある工場だけしか仕事を知らずに生きてきてるのかと思うとそれはそれで不幸だなと思う。なんつーか鳥かごより窮屈だよ。やっぱり仕事なんて長くても１０年で替えるのがベストなような気もする。あ、でも楽な仕事ならもったいないから辞めない方がいいと思うよ。そういう人はバイトで他の鳥かごを見た方が幸せになれるかも。

「リストラあってこそ発展」＝ゴーン社長、首相に反論
　一般人がゴーン社長を嫌うのは別に構わないけど、首相がまさかのゴーン批判とは本当に菅総理は経済に疎すぎる。ゴーンがいなければ、日産の名前はもう残ってないのだ。無くなっていたはずの会社が存続している事に感謝はしても、批判はいけないだろう。ましてやゴーン社長は日産の幹部に引き止められて日産社長に残ってる立場だ。まるでゴーンが自分で社長の椅子にしがみついて高額報酬をもらっているかのようイメージを総理がもつは間違っているだろう。当然ゴーン社長は大規模なリストラをした。その為に労働者から嫌われるのは当然だから、一般人がゴーン嫌いでもそれは理解できるが、国のトップや国会議員がそれを理解していないとは情けないにも程がある。それに個人的にはハイブリッドを切って電気自動車へ経営資本を集中させた戦略は震えたものだ。むしろ電気自動車への舵切りが遅れたのは経済産業省の方だ。経産省が電気自動車や電気バイクにもっと早く切り替えれば日本は大分違っていたと思うのに、それをしなかったからだ。
　まあとにかく僕はゴーン社長の報酬は妥当だと思うし、むしろ１０億いっていて欲しかったくらいだ。日本人は忘れがちだが、日本は先進国であり、その先進国の一流企業の社長なのだ。あまりにも低い報酬では世界に対して情けないにもほどがあるだろう。それに本当に優秀な経営者はしっかりと報酬を出して引き止めておくべきだ。瀕死だった日産を生かすというのがどれほど至難の業だったか。それに対して報酬を払っても良いのではないだろうか。そもそも日産は無くなっていたかもしれないのだ。その事の意味がわからない人は、ルノーが日産に出資を決めた流れを調べてみれば、ゴーン社長がどんなに日産にとっての救世主なのか理解できるだろう。

“ゴーン様”人気もV字回復…日産株主総会
日産ゴーン社長、報酬8億9000万円＝志賀COOは1億3400万円
日産 GT‐R、次期型はハイブリッドか？
　いいなぁ。ゴーン社長とツーショット撮りたいなぁ。

気になる株価材料
ローソン、セルフレジ導入へ＝コンビニ大手で初、混雑緩和狙う☆差替
米で電気自動車用モーター生産へ＝海外初、12年から―東芝☆差替
シャープ本社移転を検討
平野綾1日限りのツイッター フォロワーひと晩で1万人超え
＜ｉＰａｄ＞所有者の３人に１人が女性　就寝前の利用多く
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「工場労働者の反乱」で中国経済の漂流が始まる(1/2)
＜プロミス＞中国で金融事業の認可…７月開業目指す
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＜エバーノート＞日本法人設立　画像の中の日本語も検索可能に
ホンダの中国工場で操業停止が拡大、ニッパツのストで部品不足
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不二家　ペコちゃんのお菓子人形缶を復刻販売