昨日適当に書いた経済必修化だけど、自分で言いながらも面白いなぁ。選挙が起きたら学生が必死になって総理大臣の名前を覚えたり閣僚の名前を覚えたり、与党野党の議席数を憶えたりと、勉強姿勢に緊張感が起きる。政策についても経済や社会にどういった影響を与えるかとか、GDPとか政策金利とかFRB議長の名前とかアメリカ大統領の名前とか。ほら、現代経済を必須にしただけで大人達が一流大学を出てるのにも関わらずそんなこともしらんのかってのが無くなる。むしろ逆に大人の方が無知になってしまうと言う逆転現象が起きるだろう。なんと面白い事か。まあ、官僚どもが自分の価値を下げるような学力の根本を変えるような事はしないと思うけど、学ぶというのは教科書からよりもニュースから学んだ知識の方が重要だと思うし、学校でやってる勉強って要するに新聞が読めるようになるかどうかレベルだからねぇ。
　昨日のはそれくらいにして、最近問題の自動車のアクセルとブレーキ問題。アメリカでは急加速があったとかで大騒ぎになったけど、実際のところは故障なのか踏み違いなのかわからない。でも故障ではなく踏み違いだったからそれでいいのかというとそれも違う。日本でも高齢者による踏み違い事故が多いからだ。まずこういったヒューマンエラーを起きないようにするべく改良が必要なわけだ。
　ではどこをどう改良すべきか。まずアクセルとブレーキの踏み違いだけど、アクセルとブレーキの位置を見て欲しい。アクセルとブレーキは隣り合っていて、あまり離れていない。これはアクセルとブレーキは右足で操作するという固定観念から右足で踏み換えやすいようにという考慮だけど、これが踏み間違えもしやすくなってる原因ではないだろうか。バイクではアクセルはグリップを回す動作で、ブレーキは右ハンドルレバーと右足のレバーが前後ブレーキになっている。そうバイクではアクセルとブレーキは全くの別動作で場所もまるで違うわけだ。しかし、車のアクセルとブレーキは動作も同じで場所も近いところである。若い者なら大丈夫でも高齢者にはきっと区別がつきにくい事だろう。
　そもそもアクセルとブレーキが同じ場所にある原因としては今ではオートマ車が多いが、昔の主流はマニュアル車だった。その為にアクセルブレーキともう一つクラッチペダルがあったわけだ。その為に左足はクラッチペダルを踏む動作がしていたし、ペダルも三つもあり窮屈だったが今はオートマ車が主流となりクラッチペダルも無くなり左足は操作をしなくなった。というわけでペダルを見ると右にアクセルと真ん中にブレーキがあって左には無駄な空間があり、左足は車の操作としての仕事もしなくなったわけだ。
　だったら、ブレーキペダルを左に移し、遊んでる左足でブレーキ操作をしたらどうだろうか？右足アクセル、左足ブレーキであればこんなにわかりやすいことはないだろう。さらにマニュアル車の頃は左手はクラッチレバー操作をしていたが、今はオートマなのでせいぜい発進前にドライブかバックに入れるくらいでここも何かしらに使えるわけだ。ドライブやバックに入れるくらいなら、ベンチシート車のハンドルの横に付けるシステムでもいいし、そうすれば今のオートマレバーを緊急停止レバーにしてもいいだろう。あとハザードランプもハザード中に高速になる必要は無いのだから、これにもスピードリミッター装置を組み込んでもいいだろう。そうすれば踏み違えしてる人が慌ててハザードランプを点灯させるだけで時速１０キロとかに制限されれば事故も減るだろう。
　これからの車は日本以外も高齢化という問題に直面するわけだ。これに関しては日本だけの問題ではないだろう。だからこそ、ブレーキがわかりやすかったり、緊急停止装置を何重にも用意しておくのが車会社の義務だろうと僕は思う。

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　円谷プロは本当に色んなところの子会社になってるなぁ。とりあえず日本企業の子会社でいてくれればいいな。

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