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「3時10分、決断のとき」を観てきた。

朝刊
10 /02 2009
 映画「3時10分、決断のとき」を観てきた。いやぁ、あまり期待もせず久々の西部劇だと思って観たら、これが面白い。最近僕が期待もせず観て面白い映画に必ずいるのがラッセル・クロウでこの映画にもそのラッセルがいたわけだ。しかし、今回のラッセル・クロウはスレンダーな魅力溢れる悪党でめちゃくちゃカッコいい。そう言われてもラッセルはカッコいいだろうと思われるかもしれないが、この男最近僕の前に出てきたのは太った中年の役ばかりで、いつも姿キャラクターがまるで違うわけだ。でもラッセルクロウのキャラは必ず一癖も二癖もありどんなに太っていても魅力的で男が憧れる男を演じきる。消されたヘッドラインのラッセルを観てからは肥満中年を理由に自信を持てない奴を許さないことを決めたくらいだ。かっこよさとは容姿よりもあの内から溢れる自信や何かなのだろう。ワールド・イズ・ライズではディカプリオの信用できない上司を恰幅よい姿で好演しているし、この人は容姿関係なく魅力を持っているのがとにかく凄い。
 そんなスレンダーな理由はこの「3時10分、決断のとき」は制作が他の映画よりも古いらしい。wikiのラッセル・クロウのページを参考に見るとそうらしい。wikiなので正確かどうかは知らないけど。
 それでこの映画だけど、とにかくラッセルクロウ演じるベン・ウェイドがとにかく悪党で格好いい。踏み入れてはいけない領域はあるものの、魅力的な悪党らしく一本筋が通っていて、銃の腕と女の口説き方は超一流。あれで落ちない女はいないだろう。それに対する主人公のダン・エヴァンスは南北戦争で足を負傷した貧乏な牧場主で金に困ってるし、金に困ってる姿を子供達に見られ子供からも尊敬されない父親でもある。ダンは金に困りながらも自分なりの正義は守る男で、ウェイドの誘惑に揺さぶられながらも囚人ウェイドの連行を遂行していく。
 物語は弱肉強食の世界で生きるウェイドの価値観と貧乏から脱出したいがその頑固な性格と子供達に情けない姿を見せたくない父親の価値観が共に旅をすることによって、ぶつかったり理解し合ったりしていくことで物語は紡がれていく。この二人の主人公はまるで対照的であるものの二人の立場や考えがだんだんわかり共に魅力的な人物なので二人に感情移入できてしまう物語になっている。物語を観ながら、自分がこの悪党ウェイドであったら今どう思って行動するか、この父親ダンであったらどう思って行動するかと、西部劇ではメインである銃撃戦よりも心理的なものに心を奪われてしまう。当然銃撃戦も迫力があり西部劇としてかなり面白い。こんな勧善懲悪でない西部劇もあったのかと驚くし、映画は終始ウェイドの魅力にクラクラしてしまう。
 この映画を観て思ったのはやはりラッセルクロウの映画に外れはないと言うことと、僕はラッセルクロウの大ファンであると認識させられた。現代で名優と言える俳優はラッセルクロウくらいだろう。
 悪党的な魅力の男を見たければ、または学びたければぜひ「3時10分、決断のとき」をおすすめです。ああいう男になりたいもんだねぇ。

軽自動車販売、ミラココアなどでダイハツがトップ…9月
 ココアはデザインがいいからなぁ。日本メーカーもそろそろコストカットよりもデザインで勝負する時期だろうと思う。今まで通りの無骨な日本車デザインでは中国やインドと遜色なくなりそうだし。値段が高くても日本人が欧州車買うのはやっぱりデザインが大きい理由だと思う。

日銀は異例の措置「出口」に向け前進、企業の資金繰り改善で
<IMF>世界不況は「終結」…経済見通し
 最近出口戦略が叫ばれ始めたけど、そろそろ本当に出口戦略の時期なのかな。

銀行に損失発生しない仕組みを=返済猶予制度案で国民新党
亀井金融相 返済猶予法案を臨時国会に提出へ
 あーあ、とうとう言うと思ってた銀行に損失発生させない仕組み発言。金の貸し借りに個人でも踏み込めば大変なのは連帯保証人制度で充分証明されてるのに、その修羅場に国が踏み込むとは。所詮亀ちゃんも温室育ちの官僚出身者なんだろうな。官僚社会という社会主義から、資本主義の根幹である経済の心臓で銀行をコントロールしようってのが間違い。金の貸し借りに踏み込んだら国家だってひっくり返るほどの地獄があるってのに。ロスチャイルドはそれで成り上がったというのをわかってるのかなぁ。
 国が銀行の損失を補償するってのは、このブログではいつも言ってるけど戦国時代は血の資本主義だから、コレに置き換えるとよくわかる。金の資本主義で金の貸し借りを補償するというのは、戦国時代で言えば朝廷が国家間の戦で生じた兵士の損失数を補償するようなものだ。損失を補償された国は朝廷の兵で戦えるわけで、どれだけ兵を失っても朝廷から補填して貰えばいいわけだ。そうなれば戦してる国家はいいが、朝廷の損失が膨大に膨れ上がって破綻する。
 だから後から保障すると言うくらいなら始めから何もしない方がいいわけだ。というか金の巡りは大臣であっても一人の人間ごときがコントロールできるようなものではない。せいぜい資金の供給量を増やすかどうかくらいだし、不景気時に銀行がお金を貸せるようにするには銀行に好景気で莫大な利益が出ている時に自己資本比率を上げるように内部留保を増やす法律と株式投資を禁じる法律を作る方がいい。景気のいい時に我先にと銀行が投資するからいざという時にお金がないわけだから。景気が悪くなっても株式に投資できれば銀行は貸し付けることなく株式に投資してしまうわけだから。ただ銀行が抱えてる株が市場に出ると日経下げてしまうから、今持ってる株を一気に市場に売らせないようにしないといけない。つーか日本のメガバンクが一企業の大株主って言うのも問題なんだよなぁ、色々と。
 そういった法律での銀行の資金の流れを調整するのは政府の仕事だけど、民間銀行の貸し借りを保障するのは行きすぎるというか日本そのものを危険にさらすことになる。金の貸し借りには踏み込むなと日本人は連帯保証人制度の為に子供から教えてるわけだけど、それを政治家がわかってないのは非情に残念だ。バブル崩壊や新銀行東京で国が銀行にお金を突っ込んで良いことなど一度もなかった事を学んでいないのだろうか。
 資本主義において金の貸し借りそれに生じる金利とは、戦国時代の火計に当たる。じわじわと相手の城を焼いていくわけだ。金利とはそれほど恐ろしい力を持つ。なのにそこに国が踏み出すとはまさに飛んで火に入る夏の虫とはこのことを言うのだろう。
 あと中小企業救済と言うが、そもそも中小企業に体力が無いのが問題なのだ。それは中小企業の経営者が努力してないというのではなく、彼らが必死に働いてもろくな利益が上げられずに取引先から値下げ圧力が来る。その値下げ圧力を抑える事が重要なわけだ。いざなぎ景気などと言っても大企業は利益を上げていたが、その下請け達はずっと虫の息だったわけだ。もしも中小企業にもう少しでも利益があれば、多少なりとも貯蓄をして数年の不景気も乗り越えることが出来たはずなのだ。
 日本人はアリとキリギリスの物語が大好きではあるが、あの話しで言えば中小企業は巣に蓄えの出来ないアリである。夏場も必死に働いてるのに、冬に向けての備蓄がまるで出来ない。それどころか借金は増える有様。不景気になれば国は低金利で金を貸すとは言うか、結局それも借金なのだ。政治家は融資融資と言うが、結局それも中小企業を苦しめる原因の一つである。
 もういっそ返済猶予や保障などわけのわからない事をしないで、中小企業の借金を国が建て替えた方が手っ取り早い。これも大馬鹿なアイデアだが、亀井大臣の返済猶予などでは銀行も倒れてしまいかねないのだから、まだこっちの方がマシだ。中小企業も借金から解放されて、銀行もとりっぱぐれなくなるわけだから。ただ日本の借金は相当膨らむが、亀井大臣がやろうとしてるのは結局これを時間かけてやろうというだけの話しだ。さらに亀井案ではこの借金に時間かけただけの金利が上乗せされるわけでもっと借金が増えることになるだろう。
 下請け中小企業がここまで疲弊してるのか、納入業者が国産自動車会社しかないからだろうと僕は思う。海外の自動車メーカーが日本国内に生産工場を持ってくれたらもう少しは状況は良くなるのではないかと思う。海外メーカーも世界一の部品が集まる日本で作れれば良い車も作れるし、日本独自規格の軽自動車の生産を日本で行えば小型車のノウハウも身についたのに。日本人も外国メーカーの軽自動車に乗れるわけだから選択の幅が広がる。さらに外国車メーカーの日本工場から外国への輸出も出来るだろう。なぜ外国メーカーは日本に生産工場を作らないのか不思議でならない。エンジン以外を日本部品で賄えば日本内での販売なら相当安く作れるのに。それに日本の部品メーカーにとっても日本車メーカーとの価格交渉でも強気になれるわけだ。
 部品系中小企業を救うには外国製品の製造工場を誘致するのがベストだと僕は思う。乾いた雑巾を絞り切る日本車メーカーしかいない状況では部品メーカーもその雑巾絞りに付き合わないといけないからだ。
 こんな駄文をだらだら書きながら思いついた考えだけど、そう言えば日本に外国メーカーの工場ってあるのか?あのストイックに部品工場に値下げを要求する日本メーカーしかいないのであれば、それは中小企業も瀕死になるわけだ。とは言っても自動車はもう枯れた技術で新興国も作り始めた以上、下請けイジメだけではもう無理なんだろうけど。アメリカが日本に感じた焦りを今度は日本が味わう段階か。高品質低価格をとられた日本はどう出るのか。
 なんか今日はだらだらと書いてしまった。いつものことだけど。


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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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投資法は現物買い推奨
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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