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すーちゃんまいちゃんさわ子さんの風景

朝刊
03 /04 2013
信子「思ったより良かったわ-。すーちゃんまいちゃんさわ子さん。三十代ガールズトークというか。まあなんかそんな感じがいい」
歩「そうですねー。いいですね」
信子「何より真木よう子、柴咲コウ、寺島しのぶっていう実力派の三人が主役なのがいいね。特に真木よう子と柴咲コウの二人は一番似合ってるキャラ演じてるのでいい。柴咲コウの演技好きなんだけど、なんであの子は歌手みたいな方に頑張っちゃうかなぁ。強い感じの性格が似合う真木よう子のOLとか見事だし。なんかおどおどした演技が自然に見える柴咲コウも見事。寺島しのぶは間違いないので問題ないし」
歩「この映画観ながらお酒飲みたいですね」
信子「いいねー。でもなんか寂しくなりそうな感じもするけど。これくらいゆっくりした映画がみたい年頃でもあるし」
歩「あの三人、誰が幸せなんですかねー」
信子「全員それぞれに幸せでどこか後悔を持ってる感じ。でも後悔感みたいなのはきっと年を取れば誰もが持つものじゃないかと思うよ。それは女も男も誰もが。みんなあの時の選択肢を違えてたら違った人生だったんじゃないかなぁって思ってるもんだろうし。まあどの選択が幸せかなんてわからないし、きっとどれ選んでても違った人生を空想する。それが人間ってもんじゃない?」
歩「出世、結婚、家族。三人が三人違ったものを大切にして生きていきますからね。誰が幸せかなんて一概に言えないですね」
信子「そうだねー。あたしもあの時が違えば今は全然違うだろうなぁって思うことはあるし」
歩「私もあります」
信子「そのあたしは今頃何してるのかなぁって思ったり」
歩「何してるんでしょうね」
信子「きっとそのあたしは今のあたしを空想して自由でいいなぁって自嘲気味に酒飲んでるんじゃないかな」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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